無銘 丸形 鉄地 素銅据文象嵌 金布目象嵌 丸耳 両櫃孔
縦7.8cm 横7.7cm 耳厚さ0.5cm 切羽台厚さ0.4cm 重さ150g
本作は江戸末期頃、約150年位前のものでしょうか、無銘で作られた地域は分かりません。
しかし鉄地を砂に見立て、素銅で据文象嵌をした双龍が覗き出ている様は面白いものです。
内側が海のようであり、外側を砂潜り双龍が囲む構図の凝った鐔です。
状態も比較的良く鑑賞にお薦めの逸品となっています。桐箱付。
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