鐔　双龍図透し南蛮鐔　

無銘　堅丸形　鉄地　肉彫地透　金布目象嵌　角耳　両櫃孔
縦7.2cm　横6.8cm　耳厚さ0.5cm　切羽台厚さ0.4cm　重さ90g

　無銘のものですが、江戸末期、今から約150年前の南蛮鐔と鑑せられます。
一般に南蛮はポルトガル、スペインのことを言いますが、中国からの輸入品、
日本におけるその模造と中国風の意匠のものも含まれ、近代的な感覚が当時全国的に大流行しています。
　緻密な仕事であり、双龍に躍動感と迫力があります。状態も良く鑑賞にお薦めの逸品です。
上桐箱、保存刀装具鑑定書付。





　　
　　　
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